JR西日本因美線は
鳥取から岡山津山まで70kmの道のりを結ぶローカル線。
長閑な田園風景の中をゆったりと走る1両だけの列車。
しばし揺られて、
津山から3つ目の美作滝尾駅に降り立った。
開業は昭和3年。
瓦屋根、平屋造りの木造駅舎。
もう90年以上も当時の姿そのままに残すこの駅
2008年には登録有形文化財に登録されている。
また、この駅舎は
渥美清さんの映画「男はつらいよ」のロケ地になったことでも有名。
ホームの小さなベンチに腰掛けて
ぼぉーっと線路を眺めていると
なんだか時が止まったような不思議な感覚に。
初めて訪ねた場所なのに
妙に懐かしい気持ちになるのはなぜなんだろう。
のんびりとローカル線の旅....なかなかいいものですね。
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