カメラに触れる前は
花に興味関心なんてまったくなかった。
咲いてる花を見ても「ぁ....きれいだな」ってその程度。

でもでも
カメラを手にするようになってからそれが180度変わってしまった。

花を見つけると
すぐにレンズを向けたくなる。
切るシャッターも1枚や2枚じゃない。
構図を変えて、絞りを触りながら....カシャカシャ。

でも、哀しいかな
花の写真を撮るようになって
その花の名前を全然知らない自分に気がついてしまった。･ﾟ･(ﾉД`;)･ﾟ･


花の名前が知りたいぞ



そんな自分がPENTAXを片手に通うようになったのは
花と緑の学習園。


「それはブルーサルビアじゃぞ。ラベンダーと間違える人がいるけどのぉ」
「こっちはペチュニア。ええ色しちょるじゃろが」

何度か通ううちに
学習園のおじさんから声をかけてもらえるようになった。
花の名前やその由来
はたまた花づくりの苦労や工夫まで。

知らないことばかりでとても新鮮な刺激。


スーパーチュニア ビスタ。
ふつうのペチュニアではなく日本の真夏の暑さを耐えきれるスーパー品種なんだとか。


ボリュームのある花の付き方が特徴のカシワバアジサイ。
離れて見るとクリームがこんもり盛ってるみたいにみえるぞ。


ビヨウヤナギの花。
ヤナギという名前だけど柳とは全然関係のない花。


ヒペリカムの花。
黄色い花なのに赤い実をつける。
この実は花束やブーケの飾り用として人気があるそうだ。

確かに、かわいい形と色合いの実だなぁ。


マメ科の仲間のカイコウズ。漢字で書くと海赤豆。
なんとなく南国の花のような雰囲気があると思ったら
鹿児島県の県木なんだそうだ。なるほどなぁ。


ブルーサルビア。
赤いサルビアの花は子どもの頃よく蜜を吸ってたけど
このブルーサルビアも甘い蜜が出るのかなぁ。


他にもいろいろな花と出会うことができるこの学習園。





「これだけの花や樹木の世話や管理って本当に大変でしょう？」
「いやぁなに、わしら好きでやっとるんじゃでのぉ」
日に焼けたおじさんのしわくちゃの笑顔。

どの花よりもそのおじさんの横顔をカメラにおさめたかったなぁ。





花の名前....覚えたつもりなのにすぐ忘れてしまいます....（泣）