兵庫の西部を流れる揖保川。
その上流一宮町にある名畑橋…別名「流れ橋」。
一級河川揖保川は川幅も広く、水量も豊富。
こんな大きな川に
石の台座に木の板を並べただけの簡素な橋が架けられている。
幅はわずかに数十cm。
ぜったいに橋の上で人とすれ違いは困難。
川の水が増すたびに
この橋は幾度となく流され
そしてまた幾度となく人々の手によって架替えられてきた橋。
人は橋を架けるときに
壊れない橋、増水した流れに絶えうる橋を造ろうとしてきた。
でもこの流れ橋は、全く逆の発想。
流されてもいい、そんな自然の力に逆らわない構造の橋。
この橋の手入れをされているのも地元の人たち。
増水時に橋の板が流されてしまわないように
紐で板を結ぶ独自の工夫もされていると聞いた。
川の流れに逆らうことなく
川とともに日々を暮らしていく。
そんな自然と向き合う村の人たちの営みに
なにかぐっと惹かれるものを感じてしまう。
僕の目の前で
ひょいひょいと釣り道具を抱えてこの橋を渡っていったおじさん。
んじゃ僕も♪
って続いて渡ろうとしたんだけど… だめっ!Σ( ̄ロ ̄|||) 怖くて足が動かない…(泣)
ぅぅぅ…流れ橋 渡りたかったなぁぁ(泣)
向こう岸で釣りをしているおじさんに笑われていたような気がする。
気のせいかな…(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
いや、やっぱり笑ってた気がする。でもでも、まぢで怖いんですよ?この橋。
コメント