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古井千年家は姫路市安富町にある古民家。
建築されたのは室町時代とされ、国の重要文化財にも指定されている。

そんな何百年も昔の民家が未だに実在していることにちょっと驚き。
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こんな分厚い茅葺の屋根。
間近で見上げると、ほんとにすごい。
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入り口で迎えてくれたのは3人の案山子人形たち。
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入り口から入ると、かまどが並ぶ土間。
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その昔、田舎も祖父母の家もこんな雰囲気の土間だったなぁ。
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囲炉裏のある板間の部屋。
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いや…板間じゃなく、竹を並べて引いている床。
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冬なんて寒くないのかなぁと思うけれど
自然換気のための工夫なんだそうだ。

部屋に遺された調度品の数々。
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当時はいったいどんな人たちが暮らしていた館なんだろう。
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家の周りには古い農機具も。
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そういえば、昔はトイレって家の外にあったんだよね。
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屋内に戻って、一番奥の板間へ。
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この祭壇の中に祀られているのは....石。
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これまで何度か火災に遭ったときに
この石から水が噴き出して、焼失の難を逃れたという伝説が残っている。



何百年という長い年月
風雨に耐えここにその姿を残す古民家。

もちろん維持保存にはかなりの尽力を要するだろうけれど
昔の家って本当にすごいなぁって、感動にも似た思いを抱いてしまった。








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